米島に捧ぐ

〜米島に話したいことメモ〜

平日夜のショッピングモールのナイトショー

平日の夜のショッピングモールはこんなにも寂しいものなのか。人がいる時とのギャップがありすぎてコロナ真っ只中の夜の渋谷みたいになってる。 これから150人収容の映画館を独占してくる。平日夜・ショッピングモール・映画館は完全に映画の穴場だな。 P.S.…

「普通の中盛」と「うちの中盛」:今年一、腹がふくれた日

朝、自転車で代々木八幡のカレー屋さんに到着。駅前の好立地に建つこのお店の隣では、松屋の新作「ビーフシチュー」ポスターが堂々と貼り付けられている。10時過ぎで昼前混み合う前に行ったので20分ほど待った後にカウンターに案内してもらう。 「うちの中盛…

結婚式の受付でポンコツさを知る

人生で初めて結婚式の受付を仰せつかる。 来た人にパンフレットを渡すだし大丈夫だろ、と安易に引き受けたら、やることが8つ位あり想像以上にあたふたした土曜日。15人の来賓者の受付をやるだけなのに来場チェックの場所を間違えたり、メッセージカードを…

Tabelogと北千住:オールラウンダーはいない

足立区の北千住に引越してきて2ヶ月が経とうとしている。日常的に元住んでいた所の近くまで出勤しているので、最初はそこまで生活の変化を感じなかったが、2ヶ月目に入るとようやく引越したことを実感し始めている。 先日、先輩とご飯に行きお気に入りのお…

本レビュー:どうしても頑張れない人たち~ケーキの切れない非行少年たち2

社会人になってから頑張っても頑張っても進歩がないと感じる回数が増えた。頑張ってるつもりでも何も学んでない自分を嫌というほど意識させられ、怒られることに萎縮し、徐々に無気力になり、気が付いたら頑張り方がわからなくなった。 この本の「頑張れない…

PayPayとチップ:支払い時に揺れ動く感情

「ここは俺が奢るよ。」 彼の住む地域にわざわざ来てくれたから、とラーメンを奢ってくれようとしている。 久しぶりに再開した友人だったのでどの距離感で接すればいいか探り探りだったが、 彼は学生時代に変わらず思いやりに溢れたいい人だった。 「ごめん…

【本レビュー】蚊取り線香の歴史〜きっと誰かに教えたくなる 蚊学入門(2)

前回に引き続き蚊学の本についてのまとめ。 初めて発明された蚊取り線香は大日本除虫菊(金鳥)が1890年に発明したものとされている。当時の日本にはノミ退治用の製品はあったものの、蚊を専門に退治する製品がなかった。そのため、19世紀末に登場し、個人が…

【本レビュー】蚊の生体と防除活動〜きっと誰かに教えたくなる 蚊学入門(1)

蚊と人類の関係性についての本を読んだので何回かに分けてまとめていきたい。身近なトピックなのに知らない情報で溢れておりとてもオススメ。 www.amazon.co.jp 蚊の幼虫であるボウフラは水のある場所に発生するが、文明が発達してくる過程で、人類が水田や…

スターバックスとラーメン屋:BGMは人を動かすのか?

11時40分、スターバックスの店内音量が上がる。 朝から静かなBGMを聞きながら本を読んでいたが、はっきりとその時間に音量が上がる。なんで急に音量が・・・?時間帯によって店内のムードを変更しているのかな?と気になり始める。 「あれ、音量変わったかも…

小説禁止令とひげ剃り:11月は「No」の月

タイトルに惹かれて手にとったものの、文体が自分に合わず5ページ目で本棚に戻してしまった本。 www.amazon.co.jp 内容に関して云々と思うことはないのだけれど、「小説禁止令」という単語は非常にキャッチーで何か考えたくなったので書いてみる。 新卒入社…

創価学会と谷川俊太郎:忘れられない面接官の話

本屋にて「谷川俊太郎の質問箱」という本を手にとる。村上春樹の質問箱に着想を得たのか、一般人からの質問を詩人・谷川俊太郎が答えるという面白そうな企画。数ある質問の中で、就活中と思われる大学4年からのお便りが届いていた。 「もし、谷川さんが会社…

Netflixとお葬式:大豆田十和子と傷つけてしまった友人

反省の意味も込めて書きなぐる。 先日、友人の祖父が亡くなった。 突然死というよりはだいぶ前から予兆があり、家族も心の準備はできていたようだったが、改めて友人と話してみると、祖父の死を受け入れられているような、いないような少し焦点がぼやけた話…

「はじめに」と結婚式

このブログを書き始めた経緯をここに書き残しておく。 5投稿目で改まって「はじめに」を書いているのがいかにも自分らしくて好き。 このブログは、私が貧乏極まりない時代に友人の米島と登山に行き、 「何かトピックを決めてリサーチをして、めっちゃ面白い…

Starbucks Reward、今日使っちゃって良いですか?

「Tallサイズで本当によろしいですか?」 Starbucks Rewardを使う時にいつも言われる。最近はチャイティーラテのTallサイズ(500円ぐらい)を頼むので、Rewardで無料で注文できる700円の上限まで十分に利用できていないことを確認されるのだ。 確かに金銭的…

3人の研究者、蚊の生体を暴く。「あなたは嫌いかもしれないけど、とってもおもしろい蚊の話」を読んでみた

東京駅を歩くとキーーンという音が響き渡るエリアがある。ネズミよけのために設置している音なのだそうだが、これが「モスキート音」なのか、「モスキートーン」なのか。その真実が知りたくて蚊に関する本を手にとってみた。 www.amazon.co.jp この本では3…

代々木公園と佐々木公園:なぜ誤字脱字が減らないのか

しょうもないことをメモした2022年ノートも、ついに最終ページのみを残すこととなった。せっかくなのでこのタイミングで今年のメモを振り返ることにした。 くだらなすぎて自分を天才なんじゃないかと思いながら一枚一枚ページをめくっていく。 (つっこみ連…

スターバックスと帽子:失われた一日の売上

朝、近所のスターバックスに行く。夕方の大一番のミーティングに向けて朝から柄にもなくスターバックスなんて高貴なお店に足を運んでしまう。コーヒーを注文し、席につくと斜め前のテーブル席に黒いベレー帽がおいてある。誰かが席取りのために置いたのかも…

文喫の値上げと山内のロレックス:背中を押してくれる物語

「お会計は2530円になります。」 そう言われた私は脳内がパニック状態になった。 ん?1980円ではないのか?高すぎる、、このお金で今週いっぱい食べていけるぞ、、なんのための節約だったんだよ。 値段を聞いてから今さら帰りますとは言いにくく、いつ値上げ…

「枯れた技術の水平思考」について思考する:横井軍平ゲーム館

「枯れた技術の水平思考」というキャッチーな言葉に引き寄せられ本を買う。任天堂ゲームの基盤を作り上げたのはマリオの宮本茂さんや元社長の岩田聡さんだと思っていたけど、遡っていくと花札を作っていた任天堂がゲームに踏み切ったタイミングで活躍したの…